金融コラム 「デス・バイ・アマゾン」が急落、米高級スーパー買収の余波続く (2017/06/20)

 アマゾン・ドット・コムの躍進で打撃を受ける株式銘柄を集めた「デス・バイ・アマゾン(Death by Amazon)」が市場で話題になっている。同社は16日、米高級スーパーのホールフーズ・マーケットを買収すると発表。実店舗のスーパー運営に乗り出し競争が激化するとの懸念から食品流通銘柄が下落し、指数が急落した。

 

<デス・バイ・アマゾンの推移> チャートはQUICK FACTSET WORKSTATIONで作成
 

赤がデス・バイ・アマゾン、緑がアマゾンの株価

 

 発表を受けてスマート&ファイナル・ストアーズは2割近く下落した。モルガン・スタンレーは19日、米食品スーパーのクローガーの投資判断を引き下げるなど、今週に入ってからも余波が続いている。 
 デス・バイ・アマゾンはアマゾンの収益拡大や新規事業参入などを受け、業績が悪化すると見込まれる小売関連企業54社で構成する。百貨店のJCペニー、書籍チェーンのバンーズ・アンド・ノーブルなどが含まれる。
 半面、19日のアマゾン・ドット・コムの株価は続伸し、0.75%高の995.17㌦で終えた。一時1017㌦まで上昇し、6日に付けた上場来高値を更新した。買収発表後の上昇率は3%だった。

(QUICK NewsLine)

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