金融コラム AI速報で企業の決算を分析 トヨタから東邦亜鉛、ホーブまで (2017/02/07)

AI速報、約3500社の上場企業の決算を分析

東京証券取引所には大企業から中小企業まで3536社(6日時点)が上場しています。多くの企業決算を分析するのは個人投資家には至難の業。そんな時、役に立つのがQUICKが提供する「AI速報」です。

AI(人工知能)を使った自動解析ニュース「QUICK AI速報」では決算や業績予想の修正を発表した企業を対象に、統計的に株価インパクトを数値化した決算スコアを算出しています。 誰もが知る大企業から証券会社のアナリストが分析を担当していない企業まで、幅広く分析しているのがAI速報の特徴のひとつです。

トヨタの2016年4~12月期の決算スコアはマイナス0.38

実際、AI速報では企業決算をどう分析したのか、トヨタを例にとって見てみましょう。トヨタは6日、2016年4~12月期決算とあわせて、17年3月期の連結営業利益(米国会計基準)が前期比35%減の1兆8500億円になりそうだと発表しました。従来予想の40%減の1兆7000億円からの上方修正となりました。 AI速報ではトヨタが発表した決算と業績見通しの上方修正に対して、マイナス0.38の決算スコアを算出しました。

2016年10~12月期はトヨタが当初想定した以上の円安が進行しており、トヨタの分析を担当するアナリストたちは1兆8500億円以上の営業利益の上方修正が発表されると見ていました。このアナリスト予想と比べると今回トヨタが示した予想は控えめな数字と言えます。

実際に7日の株式市場では決算発表を受けてトヨタ株は前日比2.8%安まで下落する場面がありました。日経平均株価の下落幅は0.9%安にとどまるため、全体の相場よりもトヨタ株の下落率は大きかったのです。

スコアがプラス7.5の東邦亜鉛は9.8%高、マイナス5.8のホーブは12.5%安

AI速報は決算を発表した上場企業の全てをカバーしています。たとえば、6日に決算を発表した企業で決算スコアが高かったのはプラス7.50の東邦亜鉛。7日の株式市場で東邦亜鉛の株価は前日比9.7%高まで上昇しました。

一方、ホーブが6日発表した業績見通しの修正の決算スコアはマイナス5.80。7日の株式市場でホーブの株価は前日比12.5%安まで下落しました。

 

【QUICKコンテンツ編集グループ:片野哲也】
 (QUICK NewsLine)

 

QUICK AI速報 上場企業の適時開示資料や株価情報を自然言語理解技術など最新のAI(人工知能)を使って瞬時に読み解き、自動解析ニュースとしてサービスしています。現在、「企業開示速報」と「株速報」の2種類をサービス中。「企業開示速報」は東京証券取引所適時開示情報閲覧サービス(TDnet)と金融庁の開示書類に関する電子開示システム(EDINET)の一部情報を自動解析の対象としています。

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